Q.病気で入院し、支払わなければならない医療費の一部負担金が高額になりました。
  医療費の一部負担金が一定額を超えると、3か月くらい後に、超えた金額が高額療養費として戻ってくるそうですが、それまでの出費が大変です。どうしたらよいのでしょうか。

A.病気やケガで、高額な医療費の一部負担金を支払わなければならないと、家計にとって大きな負担になります。

 民間の医療保険や医療特約に加入していている場合、退院した後で請求するものと思っている人も多いようですが、入院中に請求することもできます。

 もちろん、請求できるのは1回だけではないので、長期入院する場合は、何度かに分けて請求することも可能です。ただし、そのつど、診断書を保険会社に提出しなければならないため、その費用はかかります。

 また、高額療養費の貸付制度も利用することができます。これは、高額療養費の受給見込額の80%から95%の金額を、無利息で借りることができるというものです。

 貸付金額は、政府管掌健康保険と船員保険、組合健康保険に加入している人は、高額療養費の受給見込額の80%、国民健康保険に加入している人は、住んでいる市区町村によって異なります。貸付金は、支給される高額療養費と相殺されます。

 貸付の申し込みは、政府管掌健康保険と船員保険の加入者は社会保険協会へ、組合健康保険の加入者は加入している健康保険組合へ、国民健康保険の加入者は住んでいる市区町村にします。